
ジャンル:絵本・童話
わたしのぼうし
わたしは、お気に入りのあかい花のついたぼうしをもっていました。ある日、わたしが汽車にのっていると、ぼうしが窓の外へとばされてしまいました。
大切なぼうしを失うことと、新しいぼうしを“わたしのぼうし”として受け入れていくこと。
“わたし”の繊細な気持ちの変化が、じんわりと伝わってきます。
佐野洋子の幼い頃の思い出を元にした創作絵本。
1977年度青少年読書感想文全国コンクール課題図書<小学校低学年の部>
1977年度第8回講談社出版文化賞絵本賞
全国学校図書館協議会選定 第26回「よい絵本」
作・絵 佐野洋子
出版社 ポプラ社
刊行 1976年