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友だちは無駄である(文庫)

ジャンル:エッセイ・小説

友だちは無駄である(文庫)

友だちってなんだろう?「友だちというものは無駄な時をともについやすものなのだ。何もしゃべることなぞなく、ただ石段にすわって、風に吹かれて何時間もボーっとしたことのある友だち。失恋した友だちにただふとんをかぶせる事以外何も出来なかった日。中身が泣いているふとんのそばで、わたしはかつおぶしをかいていた」。佐野洋子は友だちをこんなふうに思っている。

イラスト 広瀬 弦

収録
子供ってたいへんだったなあ(友人を必要としない人もいる・三角関係のバランスを学習したころ)/肉親ではない他人を求める時(いじめられたこと、よかったと思ってる・友情を育てるために遊んでいるんじゃない・中学にはいってかわっちゃう)/それぞれの人生はじまってしまうものなんだ(好きな子のこと・少しずつ人生がはじまってきた)/自然にまた情が情を呼んじゃうんだよね(偽善を学ぶのも大事なこと・女の友だち・けんかと手当・無意味なことがすごく重要・友情って持続だと思うの)/おとなになった私は女ともだちとこんな話をしている(みんなが自分を誤解している?・人を傷つけた痛み・人間に慣れる・自分勝手ばっかり)/あとがき


著 佐野洋子

出版社 筑摩書房

刊行 2007年

定価(税別)580円

初版刊行

1988年/筑摩書房(ちくまプリマーブックス)