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がんばりません(文庫)

ジャンル:エッセイ・小説

がんばりません(文庫)

気が強くて、才能があって、自己主張が過ぎる人。他人のまめまめしさと律義さに、ぼう然としてしまう人。本好き女の離婚確率がわかってしまう人。近頃ダスティン・ホフマンは立派すぎると心配している人。小説は全部恋愛小説なんだと思っている人。寝転んでひたすら活字をなめ回していたい人。がんばり過ぎている大人のための辛口エッセイ。

収録
訓示を食べた日々
訓示を食べた日々/小公女とにくまんじゅう/天井からぶら下がっていたそば/清濁あわせ飲んで嘘も方便/引き出しとペテン帽/生々しき赤いトウシューズ/私の富士山はビフテキです/少女小説は人類に何をしたか/それは永遠に穴ボコであり続けるか

まめまめしく健気なる人類よ
恥ずかしいこと/ものすごく天気の良い文化の日だった/まめまめしく健気なる人類よ/近づきたくない人々/高橋たか子を読んだ夜/ダ・ヴィンチのミシン/お歯黒ヒルマンと国産車/インテリア雑誌を買った日/人格者はウツ病です/外国語は怪獣の言葉である

いろんな人と一緒に映画を観た
いろんな人と一緒に映画を観た/美女はうんちをしてはならないのか/ダスティン・ホフマンは大いに困る/リアリティーは貧乏くさい/極限における寿司とフランス映画の関係について/美しい人は立っていなさい

一万回転の洗濯機
親切/庭/英語/ペット/合理主義/病院/洗濯機/手帳/別に用はないんだけど

レディーなどどこにもいないのである
ベターハーフ/晴れ着/ジーパン/犬/スキー/窓/伯爵夫人のたいこ/土手/言葉/蛙の王様/あひるの子/記憶/香ちゃん/猫/子供/家族/油絵具

外国語は素敵な音楽である
外国語は素敵な音楽である/人生ってこんなもんだよね/異国のかば焼き/スペインの田舎町に人生があった/放浪男の入れ歯/ただ寝るだけの旅/口説き文句のレッスン/荒野に立つ私は男になりたくなる

読書は怠惰な快楽である
インテリ・コンプレックス/やらしい本のことなんか/本好き女の離婚確率/母親は生涯のひまつぶしである/知性はエロチックなものです/小説はすべて恋愛小説である/さらばシンデレラ/モウコ馬のように

可愛がられて死ぬよりはまし
れんげ畑で/葬式が好きです/可愛がられて死ぬよりはまし/オートバイは男の乗り物である/ふとんは生涯の伴侶です/受話器をつかんで/極上の秋晴れの日は何故か人恋しい/シュワーッと消える


著 佐野洋子

出版社 新潮社

刊行 1996年

定価(税別)550円

初版刊行

1985年/本の雑誌社
(『佐野洋子の単行本』改題)