ジャンル:エッセイ・小説
今日でなくてもいい
生きる意味を考え、死ぬさまを見続けた佐野洋子。「生きる」「老いる」をテーマに書かれたエッセイ35篇を収録。
「いつ死んでもいい。でも今日でなくてもいいと思っていきるのかなあ。」 (本文より)
<収録>
一
〔犬が死んだ〕/〔また、母が赤ん坊を産んだ〕/青い空、白い歯/百日草/二つ違いの兄がいて/とおい草のにおい/「鈴木医院」の鈴木先生/清濁あわせ飲んで噓も方便
二
葬式が好きです/死んだふり/鳥が空をとんでいても気の毒には思わない/女の老人とおばあさん/銀の杖/こわーい/フツーに死ぬ/そうならいいけど
三
やがて子供は大人になる/スカートをけって歩きなさい/こんぐらがったまま、墓の中まで/ねえねえ、うちの子だけどうしてあんなに可愛いのかしら/何も知らない/あとのまつり/年寄りは年寄りでいい/シュワーッと消える/大人も子供もあるもんか
四
〔父が死んだのは〕/自分らしく死ぬ自由/今日でなくてもいい/そのとき/〔六十の還暦を〕/母のこと、父のこと/〔仕事が嫌いだと〕/〔私が愛する人は皆〕/〔MRIで〕/どんどんわからなくなる
著 佐野洋子
出版社 河出書房新社
刊行 2021年

